生きるための言語
日曜日。
その名に恥じない程の春の陽気。
今日はS君と高松の池周辺を散策。
スイセンがたくさん咲いていて綺麗でした。
奥の細道に出てきそうな道をゆくと、ポツンと怪しそうなカフェがありました。
S君は何度か目の前を通ったことがあるらしく、せっかくなので入って見ました。
雰囲気はロシアのリビングといった感じ。
(行ったことはありませんが)
店内は撮影禁止
メニューにはチャージ料500円の文字が。。。
あっ、これやばいところ入った?
アイスで5000円とか取られないよな?
二人の脳裏には、ぼったくりというワードが浮かんでいました。
失礼ですね。申し訳ありません。
メニューには専門的な言葉が並んでいてどれを頼んだらいいのかわからない。
見かねた北極にいそうな顎髭がチャーミングな、おっちゃん店員さんがわかりやすくコーヒー
について説明してくれました。
私は、おっちゃんが説明してくれたギリシャコーヒーを、S君はおっちゃんが全く触れなかったトルココーヒーを注文しました。なんでなん...,。あとパンケーキも。
なんかザラザラしてて匂いは薬っぽかったです!!
美味しくなさそうに聞こえますが、未知の味で感動しました。。
しばらくすると、海外の観光客っぽい人が!!
店内は狭く、外の席に座っていたところ、S君は寒そうだからと、
「中で一緒に飲みませんか?」
物怖じしなくて優しい子だな。。。
私は全く喋れませんでしたが、楽しいひと時でした。
まさかあの髭のおっちゃんが、五ヶ国語喋れるとは、、、。
(日本、英語、スペイン、中国、イタリア)
どうやって学んだか聞くと、例えば海外のレストランと美味しいもの食べたい時に
喋れないと食べれないよね?とおっしゃっていました。要は、必要だから喋れるようになった
んですね。やりたいこと思いつくままにやって、これぞ、『人生』と感じました。
人間と関わるって楽しいな。
ありがとうS君。